ハミルトン11番手「サーキットによってこれほどマシンが変わってしまうなんて…」メルセデス/F1第13戦金曜
2022年F1ハンガリーGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=7番手/2=11番手、ジョージ・ラッセルはフリー走行1=5番手/2=8番手だった。
チームはセッション後に次のようにコメントした。
「FP2前のセットアップ変更によりW13は扱いづらくなり、ふたりともグリップ不足と全体的な不安定さに悩まされた。ハミルトンはフロアにダメージを負ったことがFP2終盤に影響した」
「今回のグランプリに臨む際に、チームは外形を再設計したヘイロー、新しいリヤウイングエンドプレート、キャンバーを増したリヤウイングビームを試した」
トラックサイド・エンジニアリング・ディレクターのアンドリュー・ショブリンは、ハンガリーGP初日を次のように総括した。
「午前のセッションはまずまずだったが、午後に向けて2台のマシンに変更を加えたところ、間違った方向に行ってしまったようだ。明日に向けて元に戻すことは簡単だし、雨が降るようなので、挽回できると思う。しかし今日の午後は、やるべきでないことを見つけた以外に役立つことはほとんどなかった」
「そのうえ、ルイスは燃料を軽くした状態での走行の際に(フロアに)ダメージを負い、時間内に修理することができなかったので、セッション終盤にはマシンは非常に不安定で難しい状態になっていた」
「午後のペースには落胆しているが、一日のなかで有益な学習ができたものと考えている。このマシンは正しいウインドウに入ればうまく機能することは分かっているので、それを成し遂げることを目指す」
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
フリー走行1=7番手(1分19秒710:ソフトタイヤ/25周)/2=11番手(1分19秒547:ソフトタイヤ/23周)
今日はマシンに苦労した。サーキットによってマシンがこんなにも変わってしまうのはクレイジーだ。マシンがうまく機能する状態に持っていくため、今夜セットアップ作業に取り組む。今の時点では少しルーズで、望んでいた状態ではない。マシンは先週からそれほど変わっていないし、ドライバーも同じなのにね!
でもこのトラックでは何らかの理由でマシンが機能していない。うまくいっている部分に目を向けても、トップとは1秒差で、その差は先週と同じだ。フロアにダメージを負い、ダウンフォースをかなり失っていたので、終盤にロングランをする機会があまりなかった。タフな週末になりそうだが、全力を尽くすつもりだ。
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
フリー走行1=5番手(1分19秒606:ソフトタイヤ/28周)/2=8番手(1分19秒355:ソフトタイヤ/28周)
今シーズン一番順調な金曜日でないことは確かだね。明日の予選はウエットになり、日曜日にはまたコンディションが変わるらしい。少し不思議な週末だ。
プラクティスをテストとして利用して、マシンにたくさんのことを試した。タフな一日ではあったけれど、生産的でもあったと思う。今日は、ラップタイムを最大化するよりも、長期的に見て役立つことを学ぶことを目的としていた。いくつか問題があり、予想していたよりも上位との差は大きかった。でも明日は新しい一日になるし、日曜にも違う位置にいると思うよ。
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです