「今年はかなり特別な年だ」F1タイトル2連覇を達成したフェルスタッペン。前年とはまったく異なるレース展開にも満足
マックス・フェルスタッペンは、レッドブル・レーシングでの2022年の有力なシーズンについて、将来も同様のシーズンにするのは非常に難しいと述べている。
フェルスタッペンは先週末に、F1第18戦日本GPで2年連続の世界タイトルを獲得した。今年はあと4戦が残っているが、これには今シーズンの彼とチームが主導権を握っていたことが反映されている。
昨年にアブダビで議論を引き起こしたルイス・ハミルトン(メルセデス)との激しい戦いとは対象的に、フェルスタッペンの蒸気ローラーのようなシーズンは、25歳の彼の心にまったく異なる跡を残すだろう。
「優勝、素晴らしいレース、チームワーク、1-2フィニッシュがあったシーズンだ。もちろんコンストラクターズ選手権でも首位にいる。そのことにも集中し、順位を確実なものにしたい」とフェルスタッペンは語った。
「今年はかなり特別な年だ。後で思い出さなければいけない年だよ。なぜならこのような年はそう頻繁にはないからね」
今年フェルスタッペンは12勝を記録しており、あともう1勝すれば、ミハエル・シューマッハーとセバスチャン・ベッテルがともに保持している1シーズンあたりの最多優勝記録に並ぶ。今後数週間で2022年の世界チャンピオンであるフェルスタッペンが13勝を超える可能性は高く、そうなればまたしても独自の記録を打ち立てることになる。
最高の状態にある自分を振り返ったフェルスタッペンは、今年行われた大規模なレギュレーションの刷新により、今シーズンの様子は2021年とまったく違うと指摘した。
「昨年は本当に予選次第で、それが通常のレースでの勝ち方だった」
「今では多少のエンジンペナルティがあっても、先頭へ戻っていく。本当に楽しい年だ。もちろん特別な年なので、将来も同じようにするのはとても難しいだろう」
「だからこのことに感謝し、楽しまなければいけないと思う。すでに楽しんでいたけれどね。今はもう少し楽しめるかもしれないよ」
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