F1メキシコGPを前に母国の英雄ペレスがデモラン。13万人を超えるファンの集結に「夢が叶った」
2022年F1第20戦メキシコGPの開催を控え、オラクル・レッドブル・レーシングと所属ドライバーでありメキシコの英雄でもあるセルジオ・ペレスが“レッドブル・ショーラン”のデモランを実施。13万人を超えるファンの集結に「今日は夢が叶った」とペレスも笑顔を見せた。
今回のデモランはメキシコ人ドライバーの“チェコ”ことペレスの故郷であるハリスコ州グアダラハラで行われ、デモラン当日には実に13万人以上のファンが集まった。
メキシコ第2の都市とも言われているこの街でV8エンジン搭載のレッドブルRB7を走らせたペレスは、2.9kmのコースを縦横無尽に駆け抜け、デモランの途中にはドーナツターンやバーンアウトも繰り広げ、V8エンジンサウンドで集まった観客たちを熱狂させた。
走行が終了しマシンから降りたペレスは昨年のメキシコGPを思い起こせるメキシコ国旗を身にまとい、「今日は夢が叶ったよ! 自分にとって特別な日になったし、(デモランが)グアダラハラの人たちの心に永遠に残ることを願っている」と興奮気味に語った。
「ここにいる多くの人たちは昨夜からキャンプをしていて、その人たちのほとんどはグランプリを見に行く機会がないと思うから、彼らにF1を届けることは僕にとって超スペシャルなことなんだ」
「日曜日(アメリカGP)にコンストラクターズタイトルを獲得してメキシコに帰ってきたことは、僕にとってもより大きな意味を持つ。チーム全体にとって素晴らしいシーズンだったし、このスポーツは物事がとても速く起こるから、メキシコGPの日曜日はすでに勝つことに集中している。メキシコのファンのためにも、100%の力で優勝したい」
2022年シーズンはモナコGPとシンガポールGPで勝利を飾ったペレスは、メキシコGPで勝利を飾り、メキシコ人初の母国優勝、そしてチームメイトであるマックス・フェルスタッペンに続くドライバーズチャンピオンシップ2位を獲得することを目指してメキシコGPに挑む。
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