フェラーリでの2年目を終えたカルロス・サインツJr.は、安定したシーズンを送ることを2023年の目標にしている。
　2022年シーズン、サインツJr.はイギリスGPでF1初優勝を挙げ、ベルギーGPとアメリカGPではポールポジションを獲得した。F1キャリアの中では最も成功したシーズンとなった。
　しかし、チームメイトのシャルル・ルクレールには62ポイント及ばず……アメリカGPではターン1で接触されてリタイア、オーストリアGPでは2位フィニッシュが確実視される中でリタイアを喫するなど、2022年は計6回のDNFを記録した。
サインツJr.は、2022年シーズンに”ずっと覚えていられる”ような「良いことが沢山あった」と感じているとしながらも、2023年は「とても厳しい瞬間」を払拭し、より安定したシーズンを送れるようにしたいと意気込んでいる。
「シーズン序盤（のオーストラリアGPとエミリア・ロマーニャGP）では2回連続でリタイアしていたけど、シーズン後半はいい感じで走れていた。ただオースティンではポールポジションからスタートしたのにアクシデントがあったし、勝利を目指せるマシンではなくなってしまった」
　そうサインツJr.は言う。
「アップダウンが激しすぎた。来年は、低いところは少なく、高いところを多く、より一貫したシーズンを送れるようにしたい」

Carlos …読み続ける