F1オーストラリアGP、再び4カ所目のDRSゾーンを設置へ「これまでで最速のレースになる」と主催者
オーストラリアGPコーポレーション代表のアンドリュー・ウェスタコットは、メルボルンのアルバートパークで行われる今年のF1オーストラリアGPは、コースに4カ所目のDRSゾーンが設置されたため「史上最速のレース」になると述べている。
メルボルンは3月31日〜4月2日に2023年のF1世界選手権第3戦を開催する。昨年のオーストラリアGPは、新型コロナウイルス流行以前の2019年のフォーマットからわずかにレイアウトが変更され、約2.5秒速くなっていた。
また2022年には、オーバーテイクのチャンスがほとんどないコースでのショーを改善するために、主催者は4番目のDRSゾーンをレイアウトに加えた。しかし初日の走行の後、安全上の理由とドライバーからの要請により、FIAのレースディレクターを務めるニールス・ヴィティヒは、ターン8と9の間のDRSゾーンを撤去した。
しかしながらこのゾーンは、競技者たちにとって安全上の懸念がないことを保証したうえで今年のレースで復活することになる。
「FIAとF1からは前向きなフィードバックがあった。厳密に言えば、4つ目のDRSゾーンが設置されることになる」とウェスタコットは『Herald Sun』に語った。
「つまりクルマはターン11に向けて速度が上がる。そうなればそのエリア全体で速くなり、ラップタイムが上がる」
ウェスタコットはこれからのイベントを「メルボルン史上最速のF1」と宣伝している。
「メルボルンにおける、これまでで最速のレースになるだろう。これは多くのことによる結果だ」
「昨年からマシンは進化している。もちろんより優れたものになっている。そして4つ目のDRSゾーンがあるので、コース終盤でマシンはさらに速くなるということだ」
「もちろんスピードが増すことで、ラップタイムが短縮され、最速のグランプリとなる。メルボルンにおける史上最速の平均スピードが達成されるだろう」
メルボルン出身で、マクラーレンのルーキーであるオスカー・ピアストリは、ホームレースで感動的なF1の洗礼を受けることを期待している。
「僕はアルバートパークから10分から15分くらいのところで育ったんだ」とピアストリは語った。
「昨年はリザーブドライバーとしてここにいたけれど、かなり刺激的な雰囲気だった。観客がここを埋めることはわかっているし、僕は今ではホームドライバーになった。すごく特別なイベントになるだろうね!」
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです