フェルスタッペン「レッドブルはあらゆるエリアで改善」と自信も、メルセデスPUの進歩に注目/F1第1戦プレビュー
2022年F1チャンピオンのマックス・フェルスタッペンは、2023年シーズン開幕戦に向けてポジティブな発言を行った。3日間のプレシーズンテストを非常に順調に終えることができ、レッドブルRB19のあらゆる部分に改善を感じることができたということだ。
「テストの後、バーレーンに滞在し、レースウイークエンドに向けてしっかり準備を整えた」とフェルスタッペン。
「すべてのテスト作業を完了し、良い状態で週末に臨む。テストでのデータを読み取るためには、たくさんの要素を考慮に入れる必要がある。マシンの挙動は、サーキットによって大きく違ってくるしね。僕たちはチームとして、さらに改善することに集中していく。シーズンを通して、常により良くなることを目指していく必要がある」
「テストの3日間はポジティブに過ごせたが、これからのレースがどうなるかが重要だ」
バーレーンGPを前にした木曜、昨年圧倒的強さを発揮したRB18と比較して2023年型マシンはさらに改善したかと問われたフェルスタッペンは、「100パーセント」昨年の同時期よりも良い状態であり、「すべてのエリアで」改善がなされたと語った。
「僕たちはそれを目標としている。常に改善していくために努力しているんだ。いいフィーリングを持ったし、バランスが良かった」
「(レギュレーション変更によって)フロアの面でどのチームも少しパフォーマンスを失った。でもそれを取り戻すための努力をしている。テストの3日間はとても順調だったし、冬の間にとても良い進歩を成し遂げることができたと思う」
「それを今週末に示す必要がある。今週末だけでなく、その後も、開発を続けていかなければならない」
「昨年の初めはマシンの重量が問題だった。でも昨シーズンのなかで改善させてきた。このマシンは昨年型とは少し違う。最初から僕の好みにかなり近いと感じた」
フェルスタッペンは、昨年低迷したメルセデスが、今年はパフォーマンスを向上させてくると予想している。プレシーズンテストでのメルセデスは、レッドブルやフェラーリほどの速さを持ち合わせていないように見えたが、フェルスタッペンは、メルセデスはパワーユニット(PU)のパフォーマンスを向上させたと信じている。
「メルセデスは、また何かを見つけたと思う。(パワーユニットのアップグレードは)信頼性に関連するものに限定されているけれど、そこからパフォーマンスの向上がもたらされる。興味深いね」とフェルスタッペン。
「彼らは一歩前進したと僕は考えている。パワーの面では僕たちよりも少し大きな前進かもしれない。ただ、パフォーマンスの大部分はマシン自体から来ているはずだけどね。メルセデスは異なるリヤウイングを導入してきた。より効率的に機能するだろう」
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