ウイリアムズ・レーシングは、元プラット・アンド・ホイットニー社の幹部であるフレデリック・ブルーソーを、新たにチーフオペレーティングオフィサー（COO）に任命した。

　ブルーソーは、航空宇宙産業で輝かしいキャリアを積んできた。彼は1997年にプラット・アンド・ホイットニー・カナダでキャリアを始め、さまざまな運営および管理職を経験した2022年4月にはプラット・アンド・ホイットニーのオペレーション担当副社長に任命され、ブルーソーはカナダ、ポーランド、モロッコ、中国など12拠点を網羅した同社の世界事業を統括した。

「ウイリアムズ・レーシングの変革を支援するエネルギッシュで経験豊富なリーダーとして、フレデリックを迎えることに大変興奮している」と、F1チームの経営再編を監督するウイリアムズ・レーシングの取締役会長マシュー・サベージはコメントした。

「彼のキャリアは現場から始まった。彼の直近のポジションは、1万人以上の従業員を擁する世界中の複数の製造拠点を運営し、世界規模の航空宇宙事業を管理することだった」

「彼がウイリアムズ・レーシングの旅に大きく貢献してくれることを期待している」

　一方ブルーソーは、「まったく新しい旅に出て、夢を実現するために取り組んでいくことほど気分のいいことはない」と述べた。

「シーズンのスタートはエキサイティングなものであったし、F1における伝統のあるチームに加入することを楽しみにしている」

「ウイリアムズ・レーシングの全員と一緒に組織の未来を築くために、すぐにでも貢献したいと思う」