アルファタウリの角田裕毅は元チームメイトのニック・デ・フリーズのフィードバック能力が非常に優れており、映画『ラッシュ』で見たニキ・ラウダのようだと語った。　デ・フリーズは今シーズンからアルファタウリに加入したものの、レッドブルを納得させるだけのパフォーマンスを発揮できなかったことから、第12戦イギリスGPからは彼に代わってダニエル・リカルドが起用されることになった。　角田はわずか10戦の付き合いとなったこのチームメイトからは多くのことを学んだと語っており、特にフィードバックをどれだけ詳細に伝えられるかという点で学びが大きかったと振り返っている。　彼のフィードバック能力の優れている様について角田は、2013年に公開された映画『ラッシュ』に登場するニキ・ラウダの鋭敏な感受性を例に例えた。「セッション後のフィードバックが特にそうですね」と、角田は元チームメイトについて語る。「彼はマシンの挙動がどんなふうなのか、とても具体的なんです」「ああいったドライバーはこれまでに見たことがありませんでした。彼は本当に具体的なことを言っていて、詳細を説明していて、それが分かりやすいんです。本当に具体的なんですよ」「なぜ彼がこれまでに成功を収めてきたかがよく分かります。そういった部分は、僕にとってはちょっとした制限のあるところだったかもしれません。僕もそういった部分で前進しなくてはならないでしょう」「ニックは本当に良い手本で、そういう点で僕が何をしなくてはならないのかの良い参考だったと思います」 …読み続ける