レッドブルF1、最新アップデートで“新たなアドバンテージ”を得た? ライバルのメルセデスが推測

 

 レッドブルは、ハンガリーGPでマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスの駆るRB19に大型アップデートを投入。続くベルギーGPも制し、開幕12連勝のF1新記録を打ち立てた。 ライバルチームはレッドブルとの差を縮めようとシーズン前半を戦ってきたが、メルセデスのトト・ウルフ代表はレッドブルがアップデートによって「新たなアドバンテージを得た」と考えている。 アップデート後のレースでレッドブルは、後続マシンに30秒以上の差をつけてフィニッシュしており、その差はシーズン開幕戦に匹敵するレベルにまで戻っている。 レッドブルがRB19のサイドポンツーンとフロアに施したアップデートは、主に信頼性と冷却を改善するためだと言われている。ただ、ライバルチームはマシンが速くなったことを信じて疑わない。 そのためメルセデスをはじめとする上位チームは、純粋なペースでレッドブルを打ち倒すべく、さらにマシン開発を進めざるを得ない現実に直面している。 ウルフ代表は、フェルスタッペンひとりがF1を席巻する現状は、メルセデスが頂点に立っていた時とは異なると考えている。「我々が同じように(F1を)席巻していた年もあったと思うが、我々の支配力が同じようなモノだったのか、それ以下だったのかは分からない。でも、少なくとも2台のマシンが互いに争っていたよ」 ベルギーGP後にウルフ代表はそう語った。「だから、当時はみんなにとってそれがちょっとしたエンターテインメントになっていた。今はそうではない」 …読み続ける

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