レッドブル、2024年からジュニアドライバーの数を削減。FIA F2以下のカテゴリーを重視する方針へ
レッドブルは依然として次のマックス・フェルスタッペンを発掘しようとしているが、現在ジュニアプログラムに所属しているドライバーの人数については来年から減らす予定だ。
レッドブルは長年にわたり、常任のアドバイザーであるヘルムート・マルコの監督の下で、モータースポーツのジュニアランクにいる多くの若い才能を育ててきており、その多くがF1に昇格してきた。今シーズン、レッドブル・ジュニアチームのラインアップには12人の若手有望株が所属しており、カートからFIA F2にいたるさまざまなカテゴリーで技術を磨いている。
優秀なドライバーに集中する必要性を認識しているレッドブルF1のチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、レッドブルはジュニアプログラムのドライバー人数を慎重に削減するプロセスを開始すると強調してきた。この戦略的な動きは、最も優れた才能を持つドライバーだけに、継続してチームのサポートと将来の成功へのチャンスを与えることを目的としている。
「次から次へと成果が生まれたと思う。セバスチャン・ベッテルが生まれ、マックス・フェルスタッペンが生まれた」とホーナーは『ESPN』のポッドキャスト『Unlapped』に語った。
「ダニエル(・リカルド)も卒業生だ。カルロス・サインツも、ピエール・ガスリーも卒業生だ。非常に多くのドライバーがF1へのチャンスを与えられた。アレクサンダー・アルボンもそのひとりだ」
「そして今後は、もう少し若手に焦点を当てることになると思う」
FIA F2には6名ものドライバーがレッドブルのサポートを得て参戦しているが、ここでタイトル争いに残っているのは、現在ランキング3位にいるダムスの岩佐歩夢だけだ。ホーナーは、レッドブルがモータースポーツにおける育成ステップの下の層に取り組みを集中させる可能性が高いことを示唆した。
「今年我々はFIA F2に多くのドライバーを参戦させている。今後はより少なくなり、さらに下のフォーミュラに改めて焦点を置くことになると思う」
「だがマックス・フェルスタッペンやセバスチャン・ベッテルが毎シーズンのように現れるわけではない。だから才能が開花した時に、確実に見極めるようにすることだ」
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです