「マクラーレンF1で勝ちたいし、タイトルを獲りたい」ノリス、チームの改善により目標達成にも自信が持てると語る
ランド・ノリスは、マクラーレンとともにF1で成功を収めることができるという自信がこれまでにないほど高まっており、そのことがチームに対する忠誠心を呼び起こしていると述べている。
マックス・フェルスタッペン、シャルル・ルクレール、ジョージ・ラッセルらとともにF1の最も才能ある若手ドライバーのひとりと目されているノリスは、2019年にマクラーレンでF1キャリアをスタートさせた。しかし才能あふれる仲間のドライバーたちとは対照的に、ノリスはまだグランプリ初勝利を飾っていない。優勝できていないのはノリス自身のせいではなく、マクラーレンの相対的なパフォーマンスレベルに起因している。
だが夏の間に、マクラーレンがより競争力を高めたのは間違いない。マクラーレンのMCL60に有用な開発が行われた結果、ノリスはイギリスとハンガリーで連続して表彰台を獲得している。
チームの改善は、マクラーレンでの成功が目前に迫っているというノリスの自信を強めることになった。
「マクラーレンで優勝したい。マクラーレンで勝ちたいし、タイトルを獲りたい」とノリスはスパ・フランコルシャンで『Sky F1』に語った。
「成功を収めたいし、マクラーレンで自分の目標を達成したい。ここに来て以来それが僕の目標だ。このチームからF1に参戦して以来のね」
「その点からすると僕は忠実なドライバーだと思う。僕はチームに加わり、彼らはF1でのチャンスを与えてくれた。彼らのために結果を出し、成功を収めたいと思う」
「それと同時に、これはクールな物語だと思う。数年前、チームは本当に苦戦していた。そこから反撃に出て長い道のりを経て復活し、タイトルと優勝を争う最初のチームになるんだからね。10年後、20年後に振り返ったら素晴らしい物語になると思うよ」
グリッドで輝かしい才能を持つノリスは、F1のトップチームが切望する人材だ。レッドブルは過去に彼と非公式な話し合いを行っている。そしてノリスは、環境を変えることを考えたことがあると認めている。
「頭の片隅で、じれったいゲームをしている。『このままあと数年やり遂げるか、それとも違う何かを検討する時なのか?』とね」
「でもこの数週間でやり遂げたように、より多くのことを達成すればするほど、2025年まで残留するという決断に大きな自信が持てるようになるし、将来ともに目標を達成できるという確信が高まる」
しかしマクラーレンは、ノリスを満足させてチームに残留させるために、責任を果たす必要があるだろう。
「彼を留めるには優れたレースカーを与えることだと考えている」とマクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは初夏に語っている。
「彼に優れたレースカーを与えている限り、彼は置かれた環境とチームを愛するだろう。彼は(我々と一緒に)この旅を続けてきた」
「もちろん、今年の初めには我々全員が少々苛立っていたが、今では彼は2回2位フィニッシュを決めている。我々がその状態を継続する限り、彼は留まると思う」
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