今週末に行なわれるインディカー・シリーズの第15戦ゲートウェイ。今季オーバルコースでのレースに限って参戦している佐藤琢磨にとっては、これが今季最後のレースということになる。　このレースに向けて佐藤がコメントを発表。力強く戦いたいと語った。　佐藤は今季から名門チップ・ガナッシ・レーシングに移籍し、オーバルコースでのレースのみに参戦。しかしながらインディ500では7位に入るなど、その存在感を示してきた。　そして今週末のレースが、佐藤にとって今季最後のレースとなる。　「時間はあっという間に過ぎ去って、自分にとっては、これが今シーズンの最終戦となります。それでも、チップ・ガナッシ・レーシングの11号車デロイト・ホンダをドライブできると思うと、今回もワクワクする気持ちを抑えきれません」　佐藤はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。「ゲートウェイはとても特徴的なショートオーバルで、北側と南側のターンで大きく特性が異なります。ターン1とターン2はバンク角が深いけれど曲率はタイトで、たとえ予選でもブレーキを使うほどです。ターン3とターン4はこれよりずっとフラットですが曲率は大きく、予選はほぼ全開で通過します。したがってクルマの反応は大きく異なり、とてもチャレンジングです。このふたつのターンで起きるバランスのシフトを最小限にすることが、このコースを攻略するキーとなります」「長年にわたり、チップ・ガナッシ・レーシングはこのコースで強さを発揮してきたほか、自分にとってもいい思い出がたくさんあるので、ある意味特別なコースと言えます」「気温は、土曜日まではとても暑いようですが、日曜日は少し涼しくなりそうです。できれば、観客のみなさんにとっても、そしてドライバーにとっても、過ごしやすい日曜日になることを期待しています。エキサイティングで力強く戦える週末を迎えたいと願っています」　なお今回のレースでは、佐藤のテクニカルパートナーであるデロイト …読み続ける