10連勝達成のフェルスタッペン「トップスピードが高いフェラーリを抜くのは容易ではなかった」レッドブル/F1第15戦
2023年F1イタリアGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは今季12勝目、セルジオ・ペレスは2位に入り、今季6回目の1-2を達成した。
フェルスタッペンはF1史上初めて10連勝を挙げたドライバーになった。レッドブルは、F1コンストラクターとしての連勝記録を15戦に伸ばした。
2番グリッドスタートのフェルスタッペンは、ポジションを維持してスタート、15周目にカルロス・サインツ(フェラーリ)を抜いてトップに立ち、1回ストップで走り、トップでフィニッシュした。ペレスは5番グリッドからスタート、16周目にジョージ・ラッセル(メルセデス)をパスし、セカンドスティントではフェラーリ2台に挑んだ。32周目にシャルル・ルクレール、46周目にサインツをオーバーテイクし、決勝残り数周の時点で2番手に上がり、チームメイトから約6秒差で2位を獲得した。
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位(51周/51周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
今日の勝利を手に入れるためには我慢強く戦う必要があった。フェラーリは週末を通してトップスピードがとても高かった。僕たちは、リヤウイングのトップフラップを削らなければならず、今回はDRSが通常ほど効果的ではなかった。その影響でターン1への進入で良い動きができなかったため、辛抱強く、カルロスをミスに追い込む必要があった。
彼のタイヤの摩耗が進み出したころに、レイトブレーキングさせようとしたところ、彼が少しロックアップしたので、「パーフェクト」と思った。そしてターン2出口で彼を追い越すことができた。その後は、物事を管理して、マシンを安全に持ち帰ることを目指した。
10連勝はひとつの記録であり、それを達成できたことがとてもうれしい。こういうことが起こる可能性はとても低いので、達成しようという考えすらなかった。でも実現したことをとても誇りに思うし、今日チームが再び成し遂げたことも誇らしい。ここまでの今シーズンは、信じられないほど素晴らしいよ。もちろん、1-2をモンツァで成し遂げたことは、僕たち全員にとって特別な出来事だ。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=2位(51周/51周)
5番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
2位を獲得することができてとても満足だ。チームにとって素晴らしい一日になった。
このトラックは、オーバーテイクが本当に難しく、フェラーリはストレートですごく速くて、ポジションを上げていくことが簡単ではなかった。
タフなバトルをした。でも、オーバーテイクをするために必死に戦い、全力を尽くして、それが最終的には報われた。
昨日は真のパフォーマンスを披露することができなかったが、今週末のパフォーマンスはとても良かった。自分の調子が完全に戻ってきたように感じている。シーズンを力強い形で終えたいね。
チームはサスペンションとマシンセットアップに多くの作業を行ってきて、ここで大きな進歩を遂げることができた。
イタリア、そして表彰台の雰囲気は素晴らしかった。メインストレート全体がファンで埋め尽くされているのを見るのは、最高の経験だったよ。
マックスは今日、信じられないようなことを達成した。彼にとって最高の瞬間だね。
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