フォーミュラEは10月20日に2024年1月から開幕するシーズン10の開催カレンダーを発表。来シーズンは日本だけでなく、中国の上海でもレース初開催を迎えることが明かされた。　フォーミュラEはシーズン10の暫定カレンダーをすでに今年6月に発表しており、そこで日本初開催の東京ePrixが3月30日に行なわれることが明らかとされていた。　今回、正式なカレンダーが発表されると、新たに中国・上海でのフォーミュラE開催が決まったことが明かされた。中国では2014年9月にフォーミュラEとしても初のレースが北京で行なわれているが、上海での開催は初のことだ。　また暫定カレンダーでは含まれていなかったインド・ハイデラバードePrixが、2023年の初開催に引き続き、来季も開催されることも公表された。フォーミュラEはインド、中国、アメリカの世界人口上位3ヵ国でモータースポーツを開催するシリーズになるとPRしている。　一方、暫定カレンダーでは6月にインドネシアで開催が予定されていたジャカルタePrixが大統領選挙の影響によって、カレンダーから外れた。フォーミュラEは当局側と代替日での開催を模索しているという。　さらに第7戦、第8戦を予定していたイタリアでは、開催都市の変更の可能性を模索していることも明かされた。FIAとフォーミュラEはシーズン9までのローマでのレースを経て、現在のGen3マシンでの走行が限界にきていると結論づけたためだ。そのため現在は代替開催地を模索中で、2023年中に続報が発表される予定だという。　フォーミュラEのシーズン10は、2014年1月13日にメキシコで開幕を迎える予定だ。■フォーミュラEシーズン10　開催カレンダーRd1 …読み続ける