スタッフ引き抜きと”グリーン・レッドブル”の出現は「偶然じゃない」レッドブル代表がFIAに警鐘

 

 F1第6戦スペインGPで、アストンマーチンが導入したアップデートが話題を呼んでいる。彼らのマシンはレッドブルのRB18に酷似した外観となったが、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、チームから人材が引き抜かれたことと無関係ではなく、”偶然”の産物でもないと主張している。
 ”グリーン・レッドブル”とも揶揄されているアストンマーチンのアップデートされたマシンだが、FIAはリバースエンジニアリングや不正な知的財産(IP)の移転について取り締まっている技術規則17.3条をアストンマーチンが遵守しているかどうか、調査を実施済みだ。
 調査の結果、FIAはアストンマーチンがレギュレーションを遵守していると発表。しかし”パクられた”側であるレッドブルはその後、知的財産権の移転は「重大な懸念だ」と、レギュレーション違反に関する懸念を声明で発表した。
 レッドブルがFIAの公式発表後も疑念を抱えているのには別の要因もある。というのも、アストンマーチンはトップグループの仲間入りを目指し、積極的なヘッドハンティングを行なっており、レッドブルからは元空力チーフのダン・ファローズが引き抜かれている。裁判沙汰という事態にも発展したが、彼は4月からアストンマーチンのテクニカルディレクターに就任した。
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