ピエール・ガスリー、2023年もアルファタウリF1に残留することが正式に決定
6月24日(金)、スクーデリア・アルファタウリは、フランス人ドライバーのピエール・ガスリーが2023年もチームにとどまることを正式に発表した。
ガスリーはアルファタウリの前身であるトロロッソから2017年にF1にデビューし、2019年にはレッドブル昇格を果たすが、サマーブレイク後に再びトロロッソの一員となった。それ以降ガスリーは優勝を含む表彰台を3度獲得し、ファステストラップも3度記録。通算獲得ポイントは325となっている。
再度レッドブルへ昇格することを望んでいたガスリーだが、レッドブルはセルジオ・ペレスとの契約を2年延長。そのため、ガスリーは少なくとも今後2年はレッドブルに加入することができない。ガスリーの将来については様々な噂が飛び交っていたが、2023年もアルファタウリにとどまることが正式に明らかになった。
残留の決まったガスリーは、チームに残ることを嬉しく思っているとコメントを発表した。
「僕はこのチームに5年間在籍し、共に歩んできたこの旅と、成し遂げた進歩を誇りに思う。スクーデリア・アルファタウリに残れることを嬉しく思っている」
「今年の新しいレギュレーションは、僕たちにとって新たなチャレンジを生み出した。今後18カ月、チームと共に僕たちの開発を計画できるというのは、将来に向けていい作業基盤となるだろう」
またアルファタウリのチーム代表を務めるフランツ・トストは、ガスリーはチームの成功のために重要な役割を果たすことができるだろうと期待を語った。
「ピエールが2023年も留まることを正式に発表できて本当に嬉しく思っている。彼は間違いなくF1で最も優秀で競争力のあるドライバーのグループに入っており、我々と過ごした期間でその能力を証明してきた」
「来年成功したシーズンを過ごすために、ピエールは間違いなく重要な役割を果たすことができる。そして、彼に競争力のあるマシンを提供することが我々の使命だ。そうすれば彼は素晴らしい結果を出し続けることができる」
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