Q1コースオフのペレス「悲惨な日。解決したと思った問題が再発」代表はエンジンセッティングの問題を疑う/F1第3戦
2023年F1オーストラリアGPの土曜予選で、レッドブルのセルジオ・ペレスは予選Q1でコースオフし、タイムを出すことができなかった。Q1最速タイムの107パーセント以内の予選タイムを記録できなかったペレスだが、プラクティスで十分なタイムを出していたとして、スチュワードから決勝出場の許可を得た。ペレスは最後尾からスタートすることになる。
ペレスはFP3でもマシンに苦労し、何度もコースオフを喫していた。予選Q1では、最初のフライングラップをスタートした直後、ターン3へのブレーキングでロックアップしてコースから飛び出し、マシンがグラベルにはまって抜け出せなくなった。
事故直後、ペレスは無線で「この問題を解決する必要がある。また同じ問題が起きた!」とチームに訴えていた。『Sky Sports』に対し、ペレスは「本当にひどい、悲惨な一日だった」と嘆き、チーム代表クリスチャン・ホーナーは、「彼にとって最悪の日だった」と述べている。
ホーナーは、ペレスが抱えたトラブルについて、次のようにコメントしている。
「チェコが(ポールポジションを獲得した)マックス(・フェルスタッペン)とともに上位に来ることができなかったことが、非常に残念だ。今我々が疑っているのは、エンジンセッティングの問題が、予選最初のラップでのロックアップにつながったのではないかということだ。すべてのデータを分析し、問題があるのであれば、明日に向けて解決する必要がある」
「彼にとってもチームにとっても非常に悔しい出来事だ。だが彼が素晴らしいレーサーであることは証明済みだ。我々は、レースのなかでできる限りポジションを上げていくことを目指す」
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP3 6番手(1分18秒123:ソフトタイヤ/18周)
予選 ノータイム
忘れてしまいたい一日になった。テクニカルトラブルを抱えており、これを解決しようとしている。今朝、同じ問題が発生し、修復したと思っていたのだが、予選でブレーキングゾーンに入った瞬間に、解決していないことが明らかになった。
今日起きたことはとても残念だ。でもチーム一丸となって、明日のレースの前に直すためベストを尽くす。
このコースはオーバーテイクしづらいから、厳しい決勝になるだろう。でも、チームにたくさんのポイントを持ち帰るため、できる限りのことをして、良いポジションまで挽回するべく戦うよ。
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