【静岡】南海トラフ地震(駿河湾沖トラフ)

   2024/08/09

昨日、気象庁から南海トラフ関連の情報がアップデートされて、7日以内に大地震が来る可能性が上がっているという発表があった

地震が来る可能性が、通常時の5倍程度だというのですごく高くなっている
通常時では0.1%未満なのが、0.5%程度になっているということだ。

Twitter(新X)界隈では、静岡県民がトレンド入りして、半分大喜利のような形になっている

でも、書かれている情報に多少の誇称はあるとしても、ある程度は事実だと思う

あと、静岡県は横に長く、東部と中部と西部で別々の県だと言われてもおかしくないくらいに、性質が異なる

防災訓練では、東部と中部&西部で大きく違っている

私は、中部出身で子供の時からそれこそ歩き始めるころには、町の防災訓練に駆り出された
港町の港隣接部分に住んでい居たために、地震というよりも、津波の恐怖に関しては、魂レベルで刷り込みが行われている

防災訓練では、一通りの逃げる手順は叩き込まれるが、地震が発生した時に居る場所によってのケースバイケースも叩き込まれる

港近くに居た場合には、港近くにある高台に急ぐことは当然として、時間的な余裕がないときには、港で地盤に固定されている場所があるから、そこに逃げるように言われる
あとは、道路の近くは危険だから近づかないように言われている(制御に失敗した車が暴走してくる可能性があるため)

学校にいる場合でも、揺れかたによっては、避難の方法が違ってくる
縦揺れの場合には、避難路の確保を優先する(通常は教師が行うから、生徒は身の安全を優先する)
横揺れの場合には、避難路の確保よりも、身の安全を優先する(これは、縦揺れの場合には、建物が壊れる時に弱い場所が潰されてしまって逃げ道が塞がれてしまう。横揺れの場合には窓などが潰される想定ではないため)
実際には、初動では身の安全を確保して、次に逃げ道の確保を行う。危険度が高い場所には近づかないようにする

地震が発生した時の判断基準だ。
これが生かされたのが、3.11の時だった

当時、東京で仕事をしていた。
常駐案件を行っていたのだが、常駐先がマンションの一室だった。

地震が発生した時に、動けたのは私を含めた静岡出身の二人だけ、他の10人は動けなかった。

私がベランダ側の窓を開けて、もう一人が玄関のドアを開けた。
玄関近くにあるガスの元栓を閉めて、窓ガラスが割れても大丈夫なようにカーテンをかけた。
同時に、入っていた有線放送を切って、ラジオに切り替えた。
TVはパニック映像が流れるだけだと解っていたので、情報収集としてはラジオが良い。

実際に、そのマンションは古く地震で歪んでしまっていた。
他の部屋では、ドアが開かなくなってしまった不具合が発生していた。

2波が収まってから、皆が少しだけ落ち着いたところで、自分の靴の確保をお願いした。

あの時まで防災訓練が役立つとは思っていなかったが、動けたことが証拠となり防災訓練の大切がわかった
知識として持っているだけでも、違ってくる

そして、魂レベルで刻まれた津波への恐怖は、実際に命をつなぐためには必要な恐怖心だと思い知った

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