ポール・リカール・サーキットで開催中のF1第12戦フランスGP。今回、アルファタウリはマシンにアップデートを投入しているが、角田裕毅によるとその効果を確かめることができたという。
　アルファタウリ他チームから少し遅れる形でアップデートを投入することになった。今季マシン『AT03』はダウンフォース不足に悩まされることが多く、サーキットによって大きな浮き沈みが見られていた。
　今回投入されたアップデートは、フロア周りとボディワークとなっている。角田はFP1を旧仕様で走行し、新パッケージで走るピエール・ガスリーとの比較作業を実施。FP2では角田も新パーツを入れて走行に臨んだ。
　FP1は18番手、FP2では14番手という結果になった角田。初日終了後に彼は新パッケージとの違いがしっかり感じられたとコメントした。
「今朝はピエールとのいい比較ができましたし、明日に向けて十分なデータを集めることができました」
「午後に試した新パッケージは、最初のプッシュラップからすぐに明らかな違いがありました。ですからそこに関しては満足しています」
「この先チャレンジングなことになるでしょうが、初日のパフォーマンスを鑑みれば、ポジティブになることができます。まだ調整が必要なこともありますが、FP3で微調整をして、予選でQ3まで進められるようにできればいいですね」
「変なデグラデーションも感じませんでしたから、それもポジティブです。ただレースはより暑さを増してくるでしょうし、様子を見てみましょう」
 
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