中上貴晶、アラゴン初日は総合11番手。トップ10外れるも「走るたびフィーリングは良くなった」

 

 スペインのモーターランド・アラゴンで開催中のMotoGP第15戦アラゴンGP。初日フリー走行で中上貴晶(LCRホンダ)は総合11番手タイムとなった。
 中上はFP1では4番手タイム、FP2で11番手タイムをマーク。総合タイムではトップ10から外れてしまったが、内容にはポジティブな評価を下している。
 プレスリリースで中上は「今日は、FP1、FP2ともに、とてもポジティブでした」とコメント。マシンのフィーリングは走行する毎に良くなっていたと話し、満足感も示した。
「長い間トップ10にとどまることができましたが、最後にトップ10から外れ、11番手でフィニッシュしました」
「でもセッション中はかなり競争力があり、走行するたびにマシンのフィーリングがよくなりました。その点ではとても満足しています」
「明日がとても楽しみです。FP3でいいラップタイムを出し、Q2から予選をスタートできればと思っています」
 なお中上はこのモーターランド・アラゴンには良い思い出もあれば、苦い思い出もある。2020年のテルエルGPで、中上は日本人ライダーとして16年ぶりのポールポジションを獲得する快挙を成し遂げたものの、決勝レースではオープニングラップで転倒を喫してしまったのだ。
 今年はホンダ陣営自体の苦戦もあり、中上は苦しいシーズンを過ごしている。次戦には母国日本でのレースが控えているが、ここアラゴンで弾みを付けられるかどうかにも、注目が集まりそうだ。
 
Read …読み続ける

F1&雑談
小説
開発
静岡

小説やプログラムの宣伝
積読本や購入予定の書籍の情報を投稿しています
小説/開発/F1&雑談アカウントは、フォロバを返す可能性が高いアカウントです