F1第17戦シンガポールGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2022年F1第17戦シンガポールGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)だ。
■フェルナンド・アロンソ(BWTアルピーヌF1チーム)
予選=5番手
今日の予選をトップ5で終えられたのは素晴らしい結果だし、このトリッキーなコンディションを最大限に活かすことができたと思う。トラックの状況は常に変化していて、次のコーナーに入るときにはグリップがどれだけあるのか推測しなければいけなかった。クルマには自信があった。こうしたストリートサーキットではクルマへの自信が必要で、おかげでコンディションについて理解したり、いつドライタイヤに履き替えるべきか判断することができた。
明日はシンプルなレースになればいいと思っているけど、天気がどうなるか見ないといけないね。僕は表彰台からふたつしか離れていないポジションにいる。集中し続けてクリーンなスタートを切ることができれば、いい位置につけられるだろう。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
予選=4番手
チャレンジングな予選だった。コンディションが難しく、ストリートサーキットである関係からトラフィックも多くて、シーズン中、最もタフな予選のひとつだったと思う。
全体的にまずまずのセッションだった。でも、たった0.15秒差で4番手というのは悔しいよ。自分の最速ラップを見てみると、ターン16でスナップが出るまでは、ポールを獲れそうなタイムで来ていたんだ。
もっとうまくやるにはどうすればよかったかについてこれから調べる必要があるが、今は、明日に気持ちを集中させる。ここからでも良い結果をつかむことは可能だ。シンガポールでのレースは、長くてさまざまなことが起こり得る。すべてをかけて戦う準備はできているよ。
■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
予選=3番手
必死にプッシュした。ものすごい接戦だったね。トップ争いできる状態まで持っていくのは本当に大変で、最後のラップではグリップが足りなかった。
ここに来るにあたって、今週末、僕たちがトップにどれだけ近づけるのか分からずにいた。モンツァよりは強いことは分かっていたけれど、どれぐらい強いかは予想できずにいたんだ。
セカンドロウからスタートできることをうれしく思っている。努力し続けてくれているチームに感謝したい。これからも地道に努力を重ねていく。明日はポジティブな日になるといいね。
(予選後の会見で語り)最後のラップを完璧に走るのは難しかった。2018年の(ポールの)ようなラップを走りたかったけれど、このマシンはそういう走りをしたがらなかった。全力を尽くしたよ。トップ3はすごく僅差だったから、それは素晴らしいことだ。
大きな満足感を得られた。チームの皆がそうだと思う。僕たちは最初はとても難しいカードから始めた。自分たちで作ったものだ。それをシャッフルし、膨大な仕事に取り組み、全員がポジティブさを保ち、勤勉に取り組み、決して諦めなかった。
僕にとって刺激的な年だ。チームの仕事を目の当たりにし、その一部となっている。彼らのために良い結果を出したい、彼らのハードワークに報いたいという気持ちや意志を強く抱いている。
明日、いい仕事ができることを期待しよう。ここはオーバーテイクがかなり難しいけれど、前のドライバーたちより良い戦略を取って戦えるかもしれないよ。
■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
予選=2番手
今日は堅実な仕事をしたと思う。チームは素晴らしい判断をして、最終的に最高の結果を得ることができた。
ただ、このサーキットの長いラップでシャルルとの差がこれほど小さかったことを考えると、(ポールを獲れなくて)少しがっかりしている。あちこちでもっと良い仕事ができたのではないかと考えてしまうからね。とはいえ、今日のコンディションはとてもトリッキーだった。
昨日は僕たちにとってシーズン最悪の金曜日だった。あまり走行できなかったし、セットアップに関して問題を抱えていたんだ。そのため、予想できない状態だったけれど、いろいろな事を調べ直して、強さを発揮することができた。
明日は優勝するためにやれることすべてをやるつもりだ。スタートが重要になるだろう。全力を尽くすけれど、スタートがうまくいかなかったとしても、61周の長いレースだから、何が起こるか見ていくよ。
■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
予選=ポールポジション
路面コンディションが変化し続け、トリッキーな状況だったが、エキサイティングな予選になったね。Q1とQ2では、インターミディエイトで速さを発揮できた。Q3ではスリックに履き替えてゼロからのスタートになった。コース上にまだ湿った部分が残っていたし、路面の進化にうまく対応していく必要があった。
週末を通してマシンの感触はとてもいい。明日のレースが楽しみだ。
(予選後の会見で、2019年のシンガポールGPのことについて聞かれ)あの日は本当にフラストレーションがたまったよ(注:ポールポジションからレースをリードしながら、チームの戦略によりチームメイトのセバスチャン・ベッテルにアンダーカットされて勝利を失った)。あの時のことはものすごくよく覚えている。ただ、ああしなければ1-2フィニッシュができなかったのだろうから、正しい選択だったのだろう。でも、明日また同じことが起きたら、2019年と同じぐらい悔しく思うだろうね。僕は勝つためにここにいる。僕が望んでいるのは、明日勝つことだけなんだ。だからベストを尽くして、どうなるかを見ていくよ。
(シンガポールで2戦連続でポールポジションを獲得したのは)ものすごく特別なことだ。ストリートサーキットでの予選は限界ぎりぎりで走ることになる。今回はその上、路面が湿っていたんだ。コースの一部が濡れていて、リヤのコントロールを失いかねない状態だったけれど、クリーンなラップをまとめることができた。
金曜日は問題を抱えていたためにあまり走行することができなかった。そこからうまく挽回したと思う。レースに向けたデータが十分にないけれど、完璧な仕事をすれば、勝てるはずだ。
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