F1参戦17戦目で”初優勝”! ピアストリ、カタールGPスプリントでは「セーフティカーが僕の友達だった」

 

 F1カタールGPの2日目に行なわれたスプリントでポール・トゥ・ウィンを果たしたルーキーのオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、ストレスの多いレース展開ながらも3度に渡って出動したセーフティカーが「僕の味方だった」と振り返った。 スプリントシュートアウトで最速タイムを記録したピアストリは、ミディアムタイヤを選択したスプリントに挑んだ。スタートでは首位を守ったものの、セーフティカー出動によってレースが3周目から再スタートを迎えると、温まりとグリップに勝るソフトタイヤを履いたメルセデスのジョージ・ラッセルに交わされてしまった。 レース序盤は防戦一方となったミディアムタイヤ勢だったが、19周のレースではこれが最適なタイヤ戦略。ピアストリは、次第にパフォーマンスが低下してきたラッセルを10周目に交わしてトップに返り咲いた。 レッドブルのマックス・フェルスタッペンもピアストリと同じタイヤ戦略を採り、スタートで落としていたポジションを3番手まで回復していた。ただ11周目には他車のクラッシュによって3度目のセーフティカーが出動したことで、フェルスタッペンはピアストリ攻略に使える十分な周回数を得られず……結果ピアストリが優勝することとなった。ただフェルスタッペンは2位でチェッカーを受け、F1ドライバーズタイトル3連覇を達成した。 ピアストリはセーフティカーの出動がフェルスタッペンから逃げ切る上で重要だったとレース後に振り返った。「とても、とてもストレスのかかるレースだった」とピアストリは言う。「スタートでソフトタイヤ勢のみんなが迫ってきて、これはちょっとマズいって思ったよ。そしたら、彼らのタイヤ(のパフォーマンス)はかなり早くドロップしていったんだ」「マックスが僕に接近してからは、セーフティカーが僕の友達になってくれた」「でもペースはそれなりに良かったし、タイヤや他のコンパウンドのマシンを上手くコントロールしなきゃいけないレースで、僕らはかなり良い仕事ができたと思う」「(フェルスタッペンが)2番手に上がってきてからはちょっと厳しくなるかと思ったけど、ペースは良かったし、タイヤも上手くマネジメントできていた」「スプリントで初優勝なんて、とってもクールだね」 …読み続ける

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