【F1】FIA、世界モータースポーツ評議会で合意された2022年シーズン中のルール変更案を発表
影響度を考えてみた。
<合意された2022年レギュレーション変更>
- タイヤテスト中の車両制限に関するレギュレーション
- ドライバー記者会見を木曜日に戻す(FP1開始時刻の23時間前から2時間の間で実施)
- リアウィング・メインプレーン・トレーリングエッジとビームウィング・フレキシビリティのたわみテスト内容の更新
- 気温の高いレースでは、燃料を20℃まで冷やすことを許可。気温の確認はセッションの1時間前に実施
- ミラーに関するレギュレーションが更新、後方の視認性を向上
- パルクフェルメ中のパワーユニット交換において仕様変更が許される
- パワーユニットの一時的な修理を可能にする規定を設ける
今後FIA、F1、チーム、メーカーを含めた協議後に次回の評議会で最終決定される
フェラーリとメルセデス起因の物が多い?
ドライバーミーティングは、マックスが言っていた記事があったけど、記者からも要望が上がっていたのだろう。
PUの修理がどこまでなのか解らないけど、一時的と書かれていることから、改修は不可能だと思える。修理の範疇が問題になってきそうなレギュレーションだ。
パルクフェルメ中のPU交換は、いろいろ問題になりそうだ。仕様変更は、PUの仕様を言っているのだろうけど、去年のメルセデスが行ったスパイシーエンジンで予選を戦って、決勝はストックしている通常モードのPUに戻すことができてしまう。スプリントレースがあるときに、予選で失敗したら、スプリントレース用に組まれた仕様違いのPUを載せて、後ろから追い上げて、決勝は安全に振ったPUで戦うことが可能になる。スパイシーPUも予選だけなら、7-8戦は持つだろうから、そんな使い方ができてしまう。パラメータまで一緒にしても、PUの本体でパラメータを解釈する部分が違えば出るPowerも違うだろう。
あと、ESとCEはホモロゲが終わっていないから、今後仕様違いが混在してくる可能性がある。現在2基で回しているチームは、パルクフェルメでの交換がペナルティなしで受けられるということだな。
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