カタールのQ1敗退で感情が爆発……ランス・ストロールはなぜ苛立っているのか? 数日前に語っていた、今季苦戦している要因

 

 F1カタールGPの予選後、アストンマーチンのランス・ストロールがガレージで見せた態度とインタビューでの口数の少なさは、彼がいかに苦悩しているかを物語っていたと言える。 今シーズンは序盤から表彰台を争うポテンシャルを見せたアストンマーチンだが、ストロールはチームメイトのフェルナンド・アロンソが7回の表彰台を獲得したのとは対照的に、最高位4位にとどまっている。 Q1敗退に終わったカタールでの予選後、苦戦している理由が「分からない」と話したストロールだが、彼の今シーズンを深く掘り下げていくと、自分のコントロールできないところで不利な事象がいくつか重なって起きていることが分かる。 カタール入りした直後、ストロールは次のように語っていた。「最初の数レース以降、厳しいシーズンになっている。難しいよ」「色んなことがあった。信頼性の問題や、不運な状況……単純に速さがない時もあった」 こういったトラブルには共通するものがあるのか? これらの中で自分自身に起因するものはあるのか? そう尋ねられた彼はこう答えていた。「僕にコントロールできることもある。もっと速くなるために、僕に改善できることがあると感じている」「でも1年を通して見た時、本当にたくさんの……言ってしまえば不幸な事象があった」「サウジアラビアでは4番手を走っていたらエンジントラブルが起きた。オーストリアも、バーチャルセーフティカーのタイミングでピットに入るまではとても良い週末だったし……」「カナダでは、予選で間違ったタイヤを履いてしまった。新品ではなく中古のインターミディエイトを履いてしまい、結果が大きく変わってしまった」「それ以外にも色んなことがあって……大量ポイントを獲得するチャンスを逃してしまった。そんなこともあった」「でも間違いなく僕にも改善できることはあるし、グループとしてもっと強くなるために改善できることもある」■オーバーステア傾向に変わったマシン …読み続ける

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