【F1】2024年プレシーズンテストを終えて
3日間の長時間に及ぶテストを見ていて感じたことをつらつらと書いてみます
F1のテストが少ないように感じています
今年は新人が居なかったから、よかったけどアロンソが言うように、2台体制を認めるべきだと思う
特に、今年のように1週間後に開幕を控えているのなら、この時点で2台体制を認めない意味が解らない
そのうえで3日間の時間を各セッション4時間から3時間に短縮すれば労働時間の短縮になる
お金は必要になるがパーツのテストなど、同タイミングでの確認が可能になり、テストとしては有意義な時間になる
さて、テストはテストとして結果にはあまり意味がないと言っても、今年もレッドブル+マックスが最速だろうことが解ってしまった
予選は去年以上の混戦が期待できそうだが、決勝ペースでは頭二つくらいマックスが抜け出しているように思える
ロングランを見ると最初はフェラーリが拮抗しそうだけど、10周もすればタイム差がついてしまう。デグが少ないコースでは、いい勝負ができそうだけど、攻撃性が強いサーキットでは、レッドブルが優勢なのは動かないだろう
C5が使われるサーキットでフェラーリが優勢かなぁと思える程度だけど、ロングランは絶望的な数字に見える
まだテストなので、フェラーリがパッケージの確認を行っていると思いたい
メルセデスはコンセプトを変えたからセッティングを出している最中だという言葉を使って擁護している人が居ましたが、コンセプトを大きく変えたのは、メルセデスだけではなく、レッドブルも同じだけど、去年の最終戦以上の差がついてしまっているように思える
ハミルトンがフェラーリへの移籍を決意した背景には、メルセデスの迷走があったのではないかと邪推してしまう
数年前までなら、メルセデスがテストで下位に沈んでも、三味線を弾いていると思われていたが、2年前から苦戦が続いている状況では、そうも言っていられない状況だ
フェラーリは、予選は速そうだけど、ロングランにはまだ一抹の不安がある
今年は、レッドブル+マックスに挑戦ができるのはメルセデスやアストンマーティンではなく、フェラーリだ
フェラーリは、レッドブル+ペレスは喰えるように思える
ペレスが何を悩んでいるのか解らないが、コーナーの出口で迷いがあるように見えてしまう
予選では、レッドブルとフェラーリで争って、決勝ではマックスが抜け出してしまえば、あとは表彰台争いをフェラーリの2台とペレスが行うような展開になるように思える
その下は、メルセデスが優勢でアストンマーティンと争って、入賞圏内をマクラーレンと旧アルファタウリが争うように思える
そして、ペレスの相手はサーキットによって変わって、マシン特性に合ったチームがペレスへの挑戦権を得るのではないだろうか
入賞までは、レッドブルとフェラーリとメルセデスとアストンマーティンとマクラーレンで埋められて、その中に飛び込んでくるのは、旧アルファタウリとザウバーとアルピーヌという図式になっていて、だれが喰われるのかは、予選で失敗した物が下位に沈んで上がって来られない状況になるのではないかと思う
中段以降は、実力が拮抗しているので、いきなり上位に入るのは難しいと思える
開幕が近いテストだけあって、開幕後の数戦(日本GP程度まで)は、テストの状況が反映されるのではないだろうか
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