２００８年のシンガポールGP。
クラッシュゲートで、2008年のシンガポールGPの無効を訴えるマッサの動きが加速されている

実際に、訴えたとして覆るのは難しいと思うけど、マッサとしてははっきりしたい気持ちが強いのかもしれない

この訴えが通った場合には、シンガポールGPが無効レースとなり、選手権から除外され、最終戦のブラジルでの逆転劇が無くなってしまう。

ハミルトンのワールドチャンピオンの取り消しとなるのだが、イギリス人からFIAが取り上げるとは思えない。
マッサの訴えを受け取ったうえで、審理の必要なしとするか、時間稼ぎが通用しない物事で、現状では訴えるのがマッサだといいうのがFIAとしては、問題になるかもしれない。
棄却すれば、民族や種族での差別だと騒ぎ出す人たちが居るだろう。
ハミルトンからワールドチャンピオンを奪うような結果も同じような結果になる。

FIAとしては、マッサに訴えさせないのが一番なのだが、難しいようにも思える。マッサが現役なら、チームに圧力をかけることもできるだろう。
FIAの役職についているのなら・・・。やり方があるのだろう。

訴えられたらFIAは、玉虫色の解決策しか取れない。
マッサの訴えを受理して、審議を行い。関係者からの聴取をオープンな状況で行い。
結果を公表する。
そして、ハミルトンにはワールドチャンピオンを返上するに値する過失はないとして、ワールドチャンピオンのままにする。
マッサに関しても、ワールドチャンピオンにふさわしい結果として、2008年の公式記録としてワールドチャンピオンに記載する

私がFIAのトップならこの結果に誘導する。
これしかないと思う。
これでも批判はあるだろうけど、FIAの権威が傷つくことがない決着だ。

あと、2008年のクラッシュゲートに関して、2021年の最終戦を取り上げる人がいるけど、あれは運営側の問題でチームが引き起こしたことではない。
クラッシュゲートと同列に扱うのが間違っている。
運営の不手際を理由にするのなら、レースが無効試合になってしまう。
無効レースになった場合には、最終戦のポイントが無い事になるだけで、ワールドチャンピオンは変わらない。
2021年の最終戦で、マックスを失格にする要素はないように思える。
マックスやレッドブルが、ラティフィにクラッシュを依頼して、ラティフィが実行した結果、最初からの取り決め通りに、マイケル・マシがセーフティカーの導入を決めて、中途半端にラップダウンのマシンを前に出した場合にだけ適用される。しかし、こお妄想には無理がある。

2021年と2008年は同列に扱うレースではない。